中性脂肪値が高いと痛風を招く

痛風とは

風が吹いただけでも痛いといわれる痛風は、血液中に尿酸が増えたために足の親指の付け根などの関節に激しい痛みが起こる病気です。
 
体内の尿酸が増えすぎると、結晶化しやすくなります。

この結晶は針のように鋭くとがった形をしており、関節にはとくに集まりやすいのです。

この結晶が大量にたまると、関節の中にこぼれ落ちて炎症を引き起こします。

これが激しい痛みを伴う痛風の原因です。

痛みが最も多く起こるのは足の親指の付け根の関節で、そのほか足の甲、かかと、くるぶし、ひざ、アキレス腱の周囲、手首、手の指、ひじ、肩にも起こります。
 
痛風発作の痛みは非常に激しく、歩くことはもちろん、ピーク時には体を動かすこともできません。

痛みは数日から1週間ぐらいでウソのようにおさまりますが、放っておくと、数か月から2~3年後に再発し、その後も発作をくり返すようになります。

また、発作を起こす部位はいつも同じとは限りません。

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中性脂肪と痛風には深い関係がある

痛風の大きな原因となるのが尿酸値です。

尿酸値が基準値より高くなると、痛風を引き起こすようになるのですが、尿酸値が高くなる原因には、中性脂肪など脂質の働きも大きく関係しています。

肥満になると中性脂肪が増えますが、中性脂肪には尿酸を増やす働きがあるのです。

特に、その中性脂肪を内臓周りにためこんだ内臓脂肪型肥満は要注意です。

痛風患者の80%もの人が、高中性脂肪血症を合併しているというデータもあります。

つまり、中性脂肪値が高いと尿酸値も高くなり、痛風を引き起こすということです。


痛風にならないためには肥満を予防しよう

肥満していると尿酸の排泄が抑制されるほか、肥満の原因になっている過食や運動不足、アルコールの飲み過ぎなどの要因が複雑に絡み合って尿酸値を上昇させます。

普段から肥満にならないように予防することで、中性脂肪値を正常値に保ち、尿酸値も基準値内に抑え、痛風を引き起こさないようにすることができます。

日ごろの食生活に気をつけて、適度な運動を心がけるようにしましょう。