痛風の合併症のなかで危険なのが腎障害

痛風の合併症である痛風腎

痛風の人に起こる合併症のなかで特に注意しなければならないのが、腎障害です。

尿酸値が高い状態が続くと、腎障害や尿路結石を合併する確率が高くなります。

体内で産生された尿酸の多くは、腎臓から尿中に排泄されています。

高尿酸血症の状態が続くと、腎臓内や尿路にたまった尿酸が結晶化し、結石ができやすくなります。

結石は痛風患者の約20%ほどにみられます。

尿がつくられる腎臓から、尿管、膀胱、尿道を通って体外へ排泄されるまでの尿の通り道である尿路のどこかに結石ができるのが、尿路結石です。

尿路結石が暴れると、下腹部や腰に激痛が生じ、場合によっては血尿も出ることもあります。

結石によって尿の排泄が阻害されると、腎臓の機能が低下します。

これが痛風の腎障害で、痛風腎と呼ばれています。

痛風腎になると腎臓の尿酸を排泄する機能も低下しますので、ますます尿酸値が高くなるという悪循環になります。

治療をしないで放っておくと、腎障害は進行し、さらに腎不全になることもあります。

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尿路結石の症状とは

尿路結石になると、わき腹から下腹部にかけて激しい痛みに突然襲われます。

尿管結石の痛みは、数ある病気のなかでも3大激痛のひとつとしてあげられています。

血尿が出たり、排尿痛が起こったりもします。

小さい結石は尿といっしょに出てくることもあるみたいです。

一般的に、結石が腎臓内にあるうちはあまり痛みを感じないようですが、細い尿管の途中で引っかかると、耐えられないような激しい痛みが起こります。

安静にしても治まることはなく、苦しさのあまり同じ姿勢を保てないケースがほとんどです。

就寝中や朝方に、この激しい痛みが起こることが多く、救急車で運ばれることも多いそうです。