痩せていても中性脂肪だけ高い人は注意!

痩せているのに中性脂肪値が高い理由

健康診断を受けて中性脂肪値だけが高いということはありませんか?

見た目には太っているわけでもない、どちらかというと痩せている。

このような人でも、医学的には肥満に分類されるケースもあるので注意が必要です。

中性脂肪が高いのは、太っている肥満の人というイメージが強いと思います。

しかし、痩せていても中性脂肪値が高い人もいます。

こような人は「隠れ肥満」です。

いわゆる内臓脂肪型肥満の人がそうです。

内臓脂肪型肥満の人はおなかだけがぽっこり出て、他は痩せている場合が多く、肥満だとは思われにくいのが特徴です。

内臓に脂肪がたまっている状態です。

内臓脂肪型肥満は女性よりも男性に多い傾向があります。

また、中高年になれば増えてきます。

画像の説明

内臓脂肪型肥満が危険な理由

脂肪細胞にはエネルギーが蓄えられますが、それ以外にアディポサイトカインという、生理活性物質を分泌する働きもあります。

アディポサイトカインには、体にプラスに働く善玉物質とマイナスに働く悪玉物質があります。

まず、内臓脂肪が増えすぎてしまうと、悪玉物質の分泌が増えてしまいます。

そうなると、血液中の糖をスムーズに利用できなくなり、余った糖が血液中に残され、血糖値が上がってしまいます。

また、血管の柔軟性を保つ働きをしていた善玉物質は、内臓脂肪がたまることによって分泌量が減少します。

すると、柔軟性を失った血管に血液が流れると、血管壁にかかる圧力、つまり血圧が上がるのです。

これらのことから、内臓脂肪型肥満になると、糖尿病、高血圧を招きやすくなるのです。

さらに内臓脂肪型肥満であると、中性脂肪も増加します。

そうなると、脂質異常症、動脈硬化の危険が高まり、心筋梗塞といった命にかかわる病気を引き起こすリスクが生じます。


上記のことから、痩せていても、健康診断などで中性脂肪値が高いと指摘を受けたら、すぐに対策が必要です。

他のコレステロール値などが正常であっても、いずれ基準値を外れてくることになるので、今のうちに、早い段階で対策を考えなければなりません。

食べ過ぎや飲み過ぎ、脂肪の多い食事を改めて、必要以上の脂肪を取り込まないようにしましょう。

あわせて、適度な運動を習慣つけて、内臓脂肪を燃焼させるように努力しましょう。